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日下部一司Kusakabe Kazushi

プロフィール

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 プリントした写真に油絵の具を擦り込む「雑巾がけ」と呼ばれる方法で制作している。この技法は、もともと写真の修正技術として用いられたものだが、いつのまにか表現技術として進化した。
 布きれで写真表面をこする様子が雑巾がけのようなのでその名前がついたようだ。1920-30年頃、主に日本で流行した技術である。
 今回発表するのはごく小さな写真だ。それを手製の鉄フレームに入れて展示する。50点ほどの作品をほとんど資料展示のように淡々と等間隔に並べたいと思う。
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プロフィール

日下部 一司(くさかべ かずし)
「意味と無意味の生成」を主題に、版画・インスタレーション・既製品を使ったオブジェ・映像など、メディアにとらわれない制作を続けている。
近年は支持体の物質感や、矩形とイメージの関係に注目した写真作品も手がけている。

1953年岐阜県生まれ。
1975年ギャラリー射手座(京都)にて初個展を開催。以降、信濃橋画廊(大阪)、ウエストベスギャラリーコヅカ(名古屋)、サイギャラリー(大阪)、The Third Gallery Aya (大阪)、Oギャラリーeyes(大阪)、伊丹市立工芸センター(兵庫)・ギャラリーヤマグチクンストバウ(大阪)、kunst-bau/tokyo(東京)・Marie Gallery (東京)、MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w(京都)、ギャラリー勇齋(奈良)等で個展を開催。
主な参加展として、1980年/アートナウ ’80(兵庫県立美術館・神戸)、1985年/アートフロント50(パルコ心斎橋・大阪)、1987年/実験する現代版画-日本の場合(ウオーカーヒルアートセンター・ソウル )、1993年/International Exhibition of Graphic Art(テジョン文化センター・ 韓国)・TAMA VIVANT ’93(多摩美術大学、他・東京)、1997年/思い出のあした(京都市美術館・京都)、2001年/エクステンション・マキシグラフィカ(京都市美術館別館・京都)、2004年/月吠の現代美術展・10周年記念展(奈良市美術館・奈良)、2006年/表面への意志(京都市美術館・京都)、2007年/皐月の荘厳(京都芸術センター・京都)、2008年/京都市美術館コレクション展「ふたつで一つ」(京都市美術館)、2014年/垂直の夢・水平の意思-自分の手足を定規にしたら-(京都市美術館別館・京都)、2016年/アートと考古学展「物の声を、土の声を聴け」(京都市文化博物館・京都)、2018年/「おもかげおこしふくわらひ」 井上明彦・今村源・日下部一司・三嶽伊紗・アートメッセンジャーin徳島(徳島県立近代美術館ギャラリー・徳島)などがある。

作品データ

風景をなぞる
70×58(mm)
バライタ紙にゼラチンシルバープリント・油性絵具
2021
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空模様
70×58(mm)
バライタ紙にゼラチンシルバープリント・油性絵具
2021
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風が吹いた
67×45(mm)
バライタ紙にゼラチンシルバープリント・油性絵具
2021
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距離
72×H67(mm)
バライタ紙にゼラチンシルバープリント・油性絵具
2021


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