田中 一好 Tanaka Kazuyoshi

ギャラリースケジュール

2025年12月3日(水) - 12月14日(日)

※掲載作品の著作権は田中 一好に帰属します。無断転載は固く禁じます。

コメント

 

1970年前後は、絵画表現が終焉を迎えたかに思えた時期だった。その思いは今でも変わらない。

それでも絵画を続けてきたのは、断続する意識の流れをモチーフにできないだろうかと、絵画では無理かも知れないことを考えたことにある。

意識の流れをモチーフとは、まず日常の眼差しをトレースすることで捉えてみようと考えた。

しかし、見えるものだけを扱っても、必ずしも見るという意識をつかむことができないように思えた。

見えていることは、必ずしも何かを見ているわけではない。見るとは何を見ているのか。

今回の展示作品は、そのような思索を背景にした試行錯誤の痕跡である。

略歴

 

1948 神戸に生まれる  
1973 京都市立芸術大学美術専攻科修了  
     
1974 個展 信濃橋画廊
1975 個展 信濃橋画廊
  20代の作家によるタブロー展 白山画廊・神戸
  グループ展 白山画廊・神戸
1977 個展 信濃橋画廊
1978 個展 信濃橋画廊
  第1回北九州絵画ビエンナーレ 北九州市立美術館
  第1回ジャパンエンバ美術コンクール・佳作 芦屋市民会館
  アーティストユニオン奈良展 奈良市文化会館
  信濃橋サマーフェスティバル 信濃橋画廊
1979 個展 信濃橋画廊
  第22回安井賞展 西武美術館(東京)
  第2回ジャパンエンバ美術コンクール エンバ美術館
  信濃橋サマーフェスティバル 信濃橋画廊
1979~ Ge展 大阪府民ギャラリー他
1980 第3回金山賞候補美術展・佳作賞 兵庫近美
  イメージの現代 大阪府立現代美術センター
  アート・ナウ ‘80 兵庫近美
  第1回架空通信テント美術館展 夙川河畔(苦楽園)
1981 個展 信濃橋画廊
  20人の方法展 信濃橋画廊
  アート・ナウ 1970-1980 兵庫県立近代美術館
  第2回架空通信テント美術館展 夙川河畔(苦楽園)
1982 個展 朝日画廊(京都)
  第5回現代日本絵画展(宇部)  
1983 Geとその仲間達 西田画廊(奈良)
1983 個展 信濃橋画廊
1984 個展 信濃橋画廊
1985 個展 信濃橋画廊5
1986 個展 信濃橋画廊
1987 第5回大阪現代アートフェアー ’87 大阪府立現代美術センター
1988~2000 EMAー12分の1ー 布忍神社
1988 88兵庫の美術家展 兵庫県立近代美術館
1988 個展 信濃橋画廊
1989 個展 信濃橋画廊
1990 個展 信濃橋画廊
1991 兵庫の美術家展 兵庫県立近代美術館
1991 今日の表現10人展 大丸須磨店
1991 今絵画は 大阪現代美術センター
1993 個展 信濃橋画廊
1995 Ge ミニアチュールの大きな世界展 江寿画廊
1995~2012 兵庫県美育作家協会展 サンパル市民ギャラリー他
  個展 信濃橋画廊
1997 個展 信濃橋画廊
2001~2011 グループ芦展 サンパル市民ギャラリー他
2005 個のしごと 信濃橋画廊
2010 個展 信濃橋画廊エプロン
2010 1日だけの展覧会 ハガキ 信濃橋画廊
2011 個展 ギャラリー勇斎
2013 信濃橋画廊コレクション 兵庫県立美術館
2013 尼崎アートフェスティバル 尼崎市総合文化センター
2014 個展 画廊ぶらんしゅ
  尼崎アートフェスティバル 尼崎市総合文化センター
2015 「染絹の衣と絵画」 ギャラリーストラッセ
2017 個展 ギャラリー勇斎
  個展 画廊ぶらんしゅ
2020 個展 画廊ぶらんしゅ
2022 個展 ギャラリー勇斎
2023 個展 画廊ぶらんしゅ
2025 個展 ギャラリー勇斎
  その他グループ展多数  

 

 

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